2007年 05月 21日
Voyage d'Andalucía-Maroc_27 : Marrakech(4)
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5月21日夕方、王宮近くのカスバ通り rue de la Kasbah 界隈を歩く。
王宮はメディナの南側にあり、何重かの外壁で囲まれている。周辺は庶民的な住宅街と職人地区、商店街が併存する。
王宮への入口のひとつアグノウ門 Bab Agnaou。カスバ通りはこの馬蹄形の入口を入って右側に続く。 アグノウ門とそれに続く外壁の上にはコウノトリがたくさん巣をつくっている。
旧市街の建物はほとんどすべて、近辺で採れる赤土の日干しレンガで建てられるか(伝統工法の場合)、ブロック積みに赤土を混ぜ込んだ漆喰ないしモルタルを塗られている。そのため街全体が明るいルージュのトーン( rouge de Marrakech)で統一されている。
伝統的な街並みというのはどこにいっても美しいが、それはたぶん、街を形成する物質的基盤が大地とつながっているからだろう。その土地固有の素材や技術で家や街をつくるということ。 外壁の色は統一されているが、各家の門扉のデザインはみなちがう。これはかなり・・・ 床屋。
僕は30年近く床屋にいったことがなく、いつも自分で散髪しているくせに、床屋を見るのがとても好きだ。なぜか床屋には「永遠」を感じるのだ。このマラケシュの床屋もずいぶん長くみとれていた。 靴屋の看板。しぶい。 こんなところにもゴクウがいた。モロッコへのドラゴンボールの波及は、フランス経由か、テレビで直接か。 建物の解体現場。壁のつくりがよくわかる。今の建物は日干しレンガではなく、コンクリブロックに漆喰塗りが大半らしい。
王宮はメディナの南側にあり、何重かの外壁で囲まれている。周辺は庶民的な住宅街と職人地区、商店街が併存する。
伝統的な街並みというのはどこにいっても美しいが、それはたぶん、街を形成する物質的基盤が大地とつながっているからだろう。その土地固有の素材や技術で家や街をつくるということ。
僕は30年近く床屋にいったことがなく、いつも自分で散髪しているくせに、床屋を見るのがとても好きだ。なぜか床屋には「永遠」を感じるのだ。このマラケシュの床屋もずいぶん長くみとれていた。
by peuleu
| 2007-05-21 22:14
| 旅:アンダルシア〜モロッコ