2007年 05月 14日
Voyage d'Andalucía-Maroc_13 : Tanger(3)Ibun Battūta
|
それと同じ質のコラージュに、カスバ門の横にある博物館で出会った。タンジェの町の子供たちを対象に、クリスティーヌ・クヨーさんというベルギーの造形作家がおこなっている一連のワークショップの一環だった。
ちょうど小学校の先生といっしょに展示準備をしているクリスティーヌさんと出会ったので、聞いてみたら、タンジェ生れの大旅行家イブン=バットゥータの旅行記をテーマに、日本の色紙をつかってやっているとのこと。
イブン=バットゥータ (Ibn Battūta, 1304〜1368)は、アラブ世界のマルコ・ポーロともいわれる。
クリスティーヌさんのワークショップは、2004年に開催されたバトゥータの生誕700年祭がきっかけになっているらしい(*)。彼の『三大陸周遊記』は読んだことがないが、逆さになった地図を見ているうちに、とても興味が湧いた。まだ頭の中でつながらないが、こちらにずっといられるなら、僕もバトゥータの旅をテーマに作品をつくりたいと思ったりした。
by peuleu
| 2007-05-14 23:30
| 旅:アンダルシア〜モロッコ